ティキちゃん 2005-2013年

日ごろ皆さんにラ二ちゃん、ラキちゃんを紹介させていただいていますが
今日は私とパパが結婚し、子供にも恵まれ家族になって初めて迎え入れたティキちゃんを紹介させて下さい。
長くなってしまいますが・・・
結婚後、異動したのがハワイでした。そこで3人の息子が生まれ育ちました。
子供が大きくなるにつれ、犬が欲しいと言われましたがパパの仕事上、長期の出張が多い事と
大抵は3年ごとに異動する職業です。
けれど、何だかんだとハワイに住み続くことができ「もう引っ越しは無いのかも?ならば末っ子も手がかからなくなったし
ワンちゃんを飼う事を真剣に考えよう」と色々と調べて、ワンちゃんを飼う事に決めました。
当時からアメリカでは、ペットショップで金魚や爬虫類以外の生体の取り扱いは禁止になっていたので
もし犬や猫を探すのであれば、ネットでブリーダーさんからか新聞でした。
(新聞の数ページには、売ります・買います・譲ります等の掲載ページがあり、そこにもペット関係が掲載されています)
迎え入れたいのはチワワと決まっていたので、チワワを中心に新聞に目を通していたところ
私達の希望に合った犬が居ました。当時、ママ友からは初めてならメスの方が飼いやすいかも?と言われてたので
犬のオーナーにもメスを希望と伝え、会いに行きました。
さっそく女の子2匹を見せてくれたんですが「ついでに男の子も見る?」と奥から連れてきたのがティキちゃんでした。
一目見て、ティキちゃんに決めてしまいました。
時期的にクリスマスです。クリスマスの数日前に迎え入れたのでクリスマス当日までパパのお友達の家で預かってもらい
25日の朝に迎えに行って、子供達にはサプライズプレゼントでした。
そうしてティキちゃんとの生活が始まり、このままハワイから異動はないと思ってたところ、日本への異動が決まりました。
ハワイには20年間弱、住んでいたので離れるのも寂しい・・けれどまた日本へ戻れるのは嬉しいと複雑な気持ち。
(けれど、そのおかげでラ二ちゃんと出会うので結果良しです!!!ラ二ちゃんとの出会いは、また後日に)
日本で3年過ごした後2011年、次に決まった仕事がアメリカは東海岸ボストンでした。
常に暖かいハワイ、比較的気候も安定してる日本から冬の方が長いし厳しいボストンに行くのは嫌だったけれど
仕事なので他のチョイスは無く、ならば、ボストンでティキちゃんとラ二ちゃんをどうケアしていくか対策を練りました。
東海岸は、夏の期間が短く冬の期間が本当に長いんです。8月末になれば肌寒くなるし、下手すれば10月に大雪になる年もありました。
冬に入り雪が降り始めたら、翌年の4月5月まで地面が見えないほど雪が残ります。
その上、冬の間は最低でも1回か2回、スノーストームという猛吹雪が来ます。
ティキちゃんも、ラ二ちゃんも家の中で一切おしっこやう〇ちはしません。けれど、こんな悪天候になる場所に行くのなら
家の中でもやってくれるようトイレトレーニングをやってみました。が、結果やっぱり家の中のトイレシートではダメでした。
天気予報で「今晩から雪、明日は雪」と出るとママはまず、朝一でトイレのスペースを確保するため家の周りの雪かきです。
ティキちゃんにしても、ラ二ちゃんにしても厳しかったと思います。だって外の気温はマイナス20度とかになるんです。
けれど、ティキちゃんもラ二ちゃんも耐えてくれました。
そしてボストン生活も2年目を迎えたある日、朝晩も普通の食欲でご飯を食べ、おしっこもう〇ちの異常もなく
その日は寝る前のおしっこのため外に出し後は寝るだけでティキちゃんはソファに乗り寝る体制でしたが
急に起き上がったと思ったら、パタンと倒れそのままおしっこを漏らしてしまいます。
絶対に家の中で粗相はしなかったのに・・・
ティキちゃんって呼んでも、目の焦点が合っておらず無反応だったので急いで救急病院を検索し連れて行きました。
それまでティキちゃんは医者知らず、至って健康で動物病院に行くのは年に1度の健康診断と予防接種のみでした。
家から高速で30分くらいの所に救急病院がありました。目は開いてても、ぐったりしてたのですぐに診てもらえました。
とりあえず検査、処置をして、考えられる病状がある。専門医が朝に来るけれど、ティキちゃんを連れて帰り明日また来るか?
このまま入院させるか問われました。
連れて帰ったところで、また同じ状態になっても怖いので入院させる事にしました。
その救急病院では、1時間ごとにティキちゃんの状態を電話で教えてくれました。
朝になり、専門医さんが診た後に電話がきて「自分で立てるようになって、僕が呼ぶと尻尾を振って寄ってきたよ」と報告を受けたので
「良かった、今日帰ってこれるかも?」と安堵した2時間後、悲しい知らせが届きました。
ティキちゃんが罹った病気は心タンポナーデという病気でした。
一度回復を見せたのは胸水を抜いて楽になったからで、その後、心房破裂しショック死でした。
当日パパは、すぐに迎えに行けるよう有休をとっていたので、この知らせを聞いた後は末っ子を学校に迎えに行き
救急病院にてティキちゃんと最後のお別れをしました。
アメリカでは、動物病院と葬儀場の連携が多くペット死後は病院で安置されオーナーの希望する形で火葬され戻ってきます。
ティキちゃんは、約1週間後に小さな木箱に入りお家に戻ってきました。
何故、ティキちゃんの事を話したかったというと、今日11月11日はティキちゃんの誕生日なのです。
ティキちゃんは、10歳になる誕生日のちょうど一か月前に突然お別れが来ました。
けれど、そのお誕生日前後にティキちゃん亡き後、ティキちゃんの気配が感じられました。
ティキちゃんも、ラ二ちゃんも首輪に狂犬病接種済みのタグを付けていたので
ご飯やお水を飲むたびに、そのタグが容器に当たりカチャカチャ音がします。
その日も、カチャカチャと背後で音がしたので「あ~、ラ二ちゃんがお水でも飲んでるのか」と振り返ったら
そこにラ二ちゃんの姿はなく、ラ二ちゃんは私の足元に居ました。
そこでティキちゃんが帰ってきたんだ!と私なりに確信しました。
(この話をすると、ペットを飼っていない友達からは「ちわわんはペットを亡くし、頭がおかしくなったのでは?」
と思われてたようです)
でも私は確かに、カチャカチャと何時も聞いてるタグが容器に当たる音が聞こえました。
辺りやラ二を確認したので、私の空耳では絶対にないと思います。
けれどティキちゃんを感じたのは、その日だけでした・・・
あの日、寂しがり屋のティキちゃんを病院に残しておいた方が良かったのか?
それとも、どんな状態でも最後まで家族と居た方が良かったのか?
今では後者の方が良かったんだと思いますが、当時は何か起きたら病院まで間に合わないと思っての選択でした。
本当に長くなり、最後までお付き合い有難うございました。

ティキちゃん、お誕生日おめでとう。
ティキちゃんには、色々と教わった事が多かったね。
あなたの姿は見えないけれど、あなたはずっと私達と一緒に居るよ。
この先、どこに引っ越ししても一緒だよ。
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コメント

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ちわわんさん
2018/11/13 18:32

>>こっちゃんさん 温かいコメント、有難うございます。
私は霊感が強いわけではないけれど、どう考えても
あれは絶対にティキちゃんが帰ってきたと思っています。
ティキちゃんの時は、病院から直接火葬という流れだったので
業者の方とは一切、接触がありませんでしたが
コナちゃんの時は、やはり色々と話も聞いていただいたり
聞かせてもらいました。
私の気持ちを汲み取っていただき、色々と配慮してもらい
感謝の一言です。

削除されました

ちわわんさん
2018/11/13 00:45

>>夏みかんさん 温かいコメント、有難うございます。
やはり私と同じ体験をされたお友達がいたのですね!
私も、あれはティキちゃんと確信しています!
姿こそ見えないけれど、いつでも、どんな場面でも一緒です!

夏みかんさん
2018/11/13 00:36

大切な話を聞かせてくれてありがとうございます
私の友人が愛犬を亡くしたとき、数日後に確かに愛犬が水を飲む音が響いてきて、その存在を感じて心底嬉しかったと話してくれました
ティキくんも、ママに存在を伝えてきてくれたんですね!今も家族を見守ってくれていると思うと暖かい気持ちになりますね🍀🍀🍀

真琴さん
2018/11/12 22:51

😂の日々です

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