経過観察

深夜、元気な雪丸が大運動会を繰り広げ、寝ているにんげんではしゃぐのを喜八が𠮟っている姿を暗闇のおぼろげな視野で見ました。
喜八がわたしの顔の前に立ち、雪丸を近づけさせないようにしていた…かっこよかったなあ喜八。

目が覚めると喜八は布団隣の座椅子で丸くなって、目だけで挨拶。朝ごはんのウエットお湯割り用のお湯を沸かしつつ点鼻薬と温かい濡れタオルで喜八の点鼻準備。喜八は初回こそいい子で点鼻されたものの、回数を経るごとに拒絶の力が強くなり走って逃げることは無くとも結構な拒否。頭を固定して温かいタオルで優しく鼻周辺を拭いて、ポチャと点鼻すると見えない速度でギュイと首を振って薬のしずくを弾き飛ばす。遠心力～～～！だがやり直し！
どうにか両鼻に点鼻して、温かいタオルでそっと鼻先を覆い、鼻柱をなでるとちょっとウットリした顔に。わかるよ、人間も幼い頃酷い鼻炎で苦しくて鼻が痛くてどうしようもなかった時、お父さんかお母さんが蒸しタオルで顔を覆ってくれたんだよ…実家理髪店だからさ。
雪丸はすっかりこのタオルを覚えて、点鼻される！と理解しそそくさと逃げるようになりました。賢い～！

朝のウエットお湯割り、喜八は昨日完食したのに今日はスープだけ飲んで半分以上残し。カリカリ食べず。
さすがに心配なので、雪丸通院時に獣医さんで買ったエネルギーちゅーるを出したら完食したのでひと安心。
雪丸は一度に量こそ食べないものの、自分のウエットを食べた後喜八のウエットお残しをモリモリ食べました。大人用、好きか～

雪丸はごはんのあと、これまでのような喜八へのじゃれつきをせず、おもちゃで一人遊びを始めました。おにいちゃんがしんどいの察した？天才！

喜八はやっとウンチ。でもトイレからくしゃみが…もしや砂の粉が悪さを…炎症中はちょっとの刺激でもくしゃみ出るしなあ、とトイレ大掃除して砂を全入れ替え。その際に綺麗な砂の中で砕けて粉化しているものをザルでふるいにかけて除去。今使っている砂は長毛種用の固まる木の猫砂で、チップも少し大きく香りもよくずっと使ってきたもの。ただ配送の扱いなのかどうも砕けて粉末混じりで届くものが多く、この粉が舞い上がりやすい。オシッコで固まるしいいかとこれまでは粉を気にしていなかったけれど、雪丸も同じトイレを使うようになったら雪丸のオシッコ塊がホロホロ崩れがちで回収しづらく、砂全体の清潔度が保たれないのでこの機にシステムへの移行も進めます。
そもそも雪丸くん、君は君用のトイレなんで使ってくれないのかな？
そしてついでにエアコンフィルターも掃除。兄弟の風邪がよくなったらクリーニング業者頼もうと思います。

夕方、喜八のくしゃみ回数は劇的に減っていますがふと起きた瞬間、鼻提灯がパン！そして右目から涙がキラリン…！水っぱなと涙が始まりました。にんげんだと、鼻水が止まらなくなって後鼻漏から喉を痛めて咳も加わり熱出してたなと思い返し、雪丸用の目薬をさして様子見。夜ごはん後の点鼻しっかりささなくては。エネルギーちゅーるももっと買っておけばよかったです。