水之江#38
水の江は私の背後にまわりソファと背中との間に挟まってくれる時があるのだけれど
まったく気持ちいいったらありゃしない!
この時に水の江から伝わる体温は
肩こりをほぐすために浸かる湯船の温度である
ちょうど38度。
幅的にもまるでオーダーメイドのようなもの。
だって水の江の体の長さが私の肩幅くらいなのだから。
肩も首もガチガチになると
ついには自分の凝り固まった筋肉で気道を圧迫することもあるようで
あまりひどいと小豆入りのレンチン式巨大カイロを肩に当てることもあるのだけれど
困ったことにこれは時間の経過と共に冷えてしまう。
元が火傷をするほどの熱々だというのに。
そのてん水の江は快適な温度を常にキープしていてくれるのだから
こんなにありがたいことはない。
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