この二か月

4月の21日に母が急逝、四十九日も無事終わりました。
四十九日まで花を部屋に置こうと、バラ園さんから久し振りにバラを買いました。
雪丸は生まれて初めて見るバラの花かな？
お葬式の日から急に雪丸の粗相が始まり、寝室の布団か居間のラグ真ん中だけを狙ってウンチのみ。
私が作業中に寝室の布団にされたり、留守中に居間にされたり、寝てる間に居間にされたり。
6月16日まで粗相は通算15回、トイレを増やしたり砂を変えたり試しましたが増やしたトイレは使ってもらえてません。
毎日ではなく、私の目が届かない隙を狙うのでなかなか強敵です。一週間無事で安心してたらやられたり。
おもちゃも喜八が棚を開けることを覚えて散らかす始末。
良くないなあ、と思い悩んで親元さんにご相談してみたり、ネットで同様の事例を探したり。
今思えば私の気持ちが平静でないのを感じていたのかもしれません。
二匹同士はとても仲が良く、ただ喜八は雪丸が粗相すると私にお知らせにくるのが賢くて面白くて笑ってしまいます。
私が寝ている時は起こしに来、私が不在時は帰宅したら「たいへんです！」とばかりに脱出防止扉にすがって鳴いたり
食事中に寝室にされたときはただならぬ気配でアイコンタクトしてきたり。
喜八の評価爆上がりですが、できたら事後じゃなく事前に雪丸をとめてほしいなあ…

寝室入り口にはワイヤーネットを使って侵入できないトラップを作り、メインのトイレの位置を変え、砂も変えたのが今のところ功を奏しているようで、居間への粗相は減ってきました。

添い寝できないのは私も寂しく、甘えん坊の雪丸が悲しい声で鳴くのが心苦しいですが寝室は当面入室禁止です。
私の近くで寝たい喜八が連帯責任の一番の被害者です。ごめんな…

5月17日、雪丸無事に去勢手術を終えて
これで粗相も変化が出るかなと思いましたがそこは変わりませんでした。

雪丸は砂をざくざくかきたいけど砂のオシッコ臭が気になるようなので
システムから固まる砂に変え、木ペレットと可燃ごみで捨てられる鉱物系の砂のブレンドにしました。
鉱物系の砂は粒が小さい割に重いため、毛や指の間に入る量が少なく意外と散らばらないのが好印象でした。
大量に備蓄していたシステム用の砂はかかりつけ獣医さんへ寄付、ペットシーツは愛猫介護中の友人へ贈りました。
本体は結局最初のひとつを2匹で共有しているので、毎日の掃除のときに雪丸の汚れはにおいが残るように
綺麗に拭き過ぎない掃除にしました。サブトイレは現状ベッドのように使われてます。
配置も廊下の隅から、2匹がよくくつろいでる洗濯機のある浴室洗面所へ。
確かにここは涼しく暗めで静かでいつも洗剤等のいいにおいがします。
位置と砂を変えて以来、喜八が先に悠々と用を足すと雪丸も「じゃあぼくも！」と追っかけウンチしてくれてます。
このままトイレでウンチするようになってほしいです。

喜八は猫草をあまり食べないのですが、雪丸はちぎって遊んだりよく猫草と格闘します。
めちゃめちゃ伸びてボーボーなのですが伸びすぎた猫草の鉢をどうしようか思案中です。
たくさんあったバラも最後の一輪がしなびて、部屋の色彩が少し寂しくなりましたが猫達のいたずらから守るものが減って肩の荷が少し降りた気がしています。