試行錯誤を文章に。抜け毛 ~メインクーンと共に
良い悪いはそれぞれの飼い主さんにしかありませんが、普通こんなことを試行錯誤するんだよ。ということを、色々な方とやり取りしたので、見やすくまとめてみます。
ネコの抜け毛。。一言では言い尽くせない苦悩をもたらす災いです。
でも毛が抜けるのは、ネコが生きている証です。仲良くするためには、有難く処理しないとですね。
さて、ネコの抜け毛について、少し道理を中心に考えてみましょう。
長毛種のネコは、毛が生えている面積が体重に比例するため、ネコ種はさほど関係なく、体重に比例して「一定」の抜け毛があると思います。5kgのネコより、7kgや9kgのネコの方が、より多く抜け毛があるということを言っており、おそらく正論かと思います。感覚論ですが、5kgの成ネコから、毎日ゴルフボールからピンポン玉位?は、抜けていると思われます。
仮にネコから、毎日ピンポン玉位の抜け毛があるとして、いったい何処に行くのでしょうか?
行き先①部屋の床に落ちる
行き先②マットや敷物、キャットタワーなどにこびりつく
行き先③舐めて毛繕い(グルーミング)の際に飲み込む
行き先④毛玉になる
原因①後ろ足でカキカキ、興奮した運動中に抜ける。
原因②ごろにゃん。ネコ座り。しっぽハタハタ。
原因③舐めて毛繕い(グルーミング)
原因④舐めて毛繕いした唾液で毛が絡まる。給水などで濡れる。
抜け毛は、飼い主さんが恐れる毛玉になると減って、反対に、サラサラのネコは、床やマットから回収する毛が増えることになります。
意外な結論ですが、原則に反してないと私は思います。
Webとかで毛を梳いて抜け毛を減らそう。。と良く見かけますが、まず自分の髪の毛を思い浮かべると、お判り頂けると思います。人間はサロンで塗料を塗ってキレイと言いますが、ネコは地毛の美しさしかありません。単純にクシやスリッカーでコシコシしても、虚しいことが想像できると思います。そんな簡単な問題ではありません。
最も恐れるのは行き先③で、毛玉を吐く。というもっと大きな問題に波及します。消化器官の閉塞を起こすネコもいます。単純に毛玉を吐くなら仕方ない。と思われるなら、ネコは吐く場所を選ばない。という点もお忘れなく。
毛玉を吐く原因は、舐めて毛繕い(グルーミング)の際に飲み込む量が、排泄量を上回るからしか考えられません。
毛玉を吐くってまるでない。あんまりないよ。と言う方と、とても良く吐く。困っている。と両極端な意見に分かれると思います。ミテミテでは良く吐くという相談や、投稿をあまり見ませんから、少数派なのかもしれません。
猫は起きている1日10時間程度のうち、約24%を毛づくろいに費やしているといわれています。これって、1日にすると2~4時間で、つまりネコの生涯の8%~16%は、毛繕いをしていることになります。毛が禿げるほど舐めているのでなければ、舐めて毛繕い(グルーミング)の時間は、どのネコも大差ないはずです。良く吐く原因は、良く飲み込むからで、毛がフワフワしてキレイという意味でもありますから、毛玉を吐いても、決して特異な体質だと思いこまないでください。
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