ペットショップについて考えました。

最初に今回の投稿は長いです。

欧米に従い、動物愛護法が改正され対面販売が義務付けられました。
そしてブリーダーさんから直接購入する人が増えて、結果として消費者センターの統計では購入者とブリーダーさんとのトラブルが増えています。

ここでなぜペットショップが出てくるのか?と言うと、購入したペットに問題が起きた時に資本が大きい会社などの方が補償やカスタマーサービス、場合によっては法的な対応も優れているのではと考えたからです。
これは最近たまたま車の故障でディーラーに行った時にふと思った事です。

一般人はブリーダーさんはその犬のスタンダードを追求するだけではなく、健康や性格にも配慮してブリーディングしていると思っている人が多いのではと思います。今回、いろいろ調べる中で実際には先天性異常がある事を分かっていたのに売ってる人、確実にサイズがスタンダードを超える子が産まれるようなブリーディングしている人、てんかん歴など病気がある犬を使い繁殖している人などがいる事を知りました。

そしてこうゆう事をしている人達は犬が好きで責任感のある善良な人に、かわいいよーと言って売ってます。
結果として善良な購入者は我が子だから、多額の治療費を出しだり、少し納得いかない気持ちをもったりしながら家族として我が子を大事にしています。

チワワを飼っているので例えますが、どんな犬種がいるのか調べて世界一小さいと知り、散歩中に小さいかわいいチワワを見て憧れて買いに行ったら実際は4〜5kg、場合によっては10kgぐらいになったと言う人が結構います。すでに他の犬種なみの体重です。
これは大きなお母さん犬を使い沢山産ませているからです。体格は遺伝します。ブリーダーさんはそれを知っているはずなのに沢山産ませると儲かるし、大きい母犬だと自然分娩出来るので帝王切開の経費もかからずさらに儲かるのでそうしています。
そして、スタンダードの1〜3kgにおさまるよと言います。
そんな事をしている人は母犬に病気があってもブリーディングしたり、子犬に病気があっても売ったり、あり得ないカラー同士で交配したりしている可能性が高いのでチワワで言う「大きい子の方が丈夫そうで安心じゃん!」というロジックが成り立たない可能性も高まります。

今後、ペットショップが真の仲買人となり、スタンダードで健康で性格が良い子を育成しているブリーダーからだけ仕入れるように変われば、一般人は安心して購入することが出来るようになるのではないかと思いました。購入した後で万が一、トラブルがあっても、相手の資本が大きければまともな対応を受けられる可能性が高いと思うからです。
また、動物愛護法も対面販売の強化だけではなく母犬と父犬を必ず購入者に見せる事(写真でも)、体重の明示なども義務付けてペットショップでもこれらを明示しての販売になれば、購入者がさらに安心して購入できるようになるのではと思いました。スタンダードに認められていない豆柴、ティーカッププードルなどの表示も出させない、これらの規制も必要ではないかとも考えています(今でも景品表示法違反ではないかとも思います。)
また、真面目なブリーダーさんは対面に時間を割く事なくブリーディングに取り組めるのではないかとも思いました。(もちろん対面にこだわるブリーダーさんは直接販売を続けられてもいいと思っています。)
これらを実現すると販売価格はあがります。
それでも、スタンダードで健康で性格の良い子、トラブルがあってもサポートしてもらえる安心感も買えるなら結果的には良い事が多いように思いました。

机上の空論に過ぎませんが、単純にペットショップ=悪でななく、今から変わっていけば欧米よりももっと良いものになる可能性もあるのではと思い始めた今日この頃です。
犬もハッピー、購入者もハッピー、真面目なブリーダーさんもハッピーそんな日がくるといいなと思います、おばちゃんの戯言です。(考えるのが好きな面倒臭いおばさんですが 笑笑😂)
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