白く大きなネコに育てたい。 ～私の大きなエゴ

メインクーンは古い純血種で、日本でも昔からブリードされ、原理や原則や既知のノウハウが一杯の歴史のあるネコ種だと思います。私も飼い主として白く大きなネコに育てたい。憧れている大きな白ネコに近づきたい。。もしかして。私にも出来るかも。。夢は無限。でもまず叶わない望みと書いて希望とも書きます。何をしたら良いのだろう？常識的に運動させて、一杯食べさせる。と誰でも思いつきます。寝るのを惜しんでネコのエサを調べ、学びました。

アスリートは食事に気を遣う。昨今の常識です。ただ、私はエサを調べるときに、ネコってネスミ、鳥、ウサギなどの小動物を狩りして生きるのが本来の姿。巨大なネズミを与える？ネズミを一杯与える？と大きくなる！？ そんな訳ない。と初めから否定的でした。
調べていくと、ネコの餌は肉だけではタダのミンチで、総合栄養食にするため、ミネラルなどの入ったもの。何かハンバーグのつなぎのような物が必要。って判りました。グレインフリーはイネ科の種子を含んでいない。グルテンフリーはその名の通り。じゃあ何で肉のつなぎにするの？答えは豆とかカボチャ。。ふざけているか。。と私は真剣に思いました。けど、穀物やグルテンのアレルギー対策に作られたネコの餌なので、アレルギーがあるネコちゃんには、代えがたいものかもしれない。と少し反省しました。
プレミアムフードと呼ばれる餌もありますね。どこでも売っているのに、なぜプレミアムなんだろう？って調べていくと、何も定義がなく。オーガニックみたいなことに突き当たります。有効成分はタダの総合栄養食なので、聞こえが良い。(飼い主さんの)気分が良い。以外は値段が高いのが良いところなんでしょうか。。実にニーズとマッチしたネーミングだと感心しました。

こんなことでは憧れの大きな白いネコにならない。。。
思いはグローバルに。海外の人たちはどうしているんだろう？何語かも判らないWebを、チンプンカンプンなお話しかしてくれないGoogle先生と、不鮮明で小さい写真をヒントに世界を見ました。カプセルが出てくるガチャガチャのような機械に、エサを入れる写真を一杯発見しましたが、何の機械かサッパリ判らない。。って、ずっと見ていると、今でいう自動給餌器だと気付きました。海外の大きなメインクーン達は、食べ過ぎてもどさないように、日に5回とか6回と自動給餌器で分けて高たんぱくのエサを与え続けるみたい。。と何が書いてあるのか判らないWebだけど、そう思いました。
善だと思って、急いで自動給餌器を通販購入。少し考えれば気付いたのでしょうけど、2匹だとどっちがどれだけ食べたか？Webカメラが付いているので、カウントは理屈上可能ですが現実的じゃない。1週間と経たない間に変なにおいがするような気がして破棄決定。馬鹿だな。とつくづく反省しました。

飼い主は憧れの大きな白ネコに育てたい。日に日に思いは募っていき、焦がれるような気持ちが続き。
ネコ達は天真爛漫に家中を暴れまわり、ムササビのように空中を飛んで元気一杯。倒れたり落ちたものを片っ端から破棄し、なんか広くなったなあと思っていたら、醤油差しを倒すイタズラが癖になり、散々手を焼いたこともありました。
けど月に何回か盛大に戻して、掃除もとても大変。布団も3枚は捨てたと思います。醤油が染みた絨毯の上で、暗い気持ちがあったことは家族の中では隠せませんでした。