爺やの日記
サークルに出られた坊ちゃまは、すぐに用足しをされますので早速のお下のお世話なのですが、小さい方は度々的を外されますし、大きい方に至っては、うかうかしてるとお召し上がりになることもありますので、なかなか気の抜けないところです。
用足しが済まれたのちは、坊ちゃまのお戯れにしばしお付き合いしたのち運が良ければ再びお休みになりますので、爺やにもひと時の安息の時間が訪れるのですが、最近は益々勢いづかれることが多くなりました。
そんな時は、予防接種が終わらず外を歩けない坊ちゃまを抱っこして、家から20メートル先のお地蔵様まで出かけて、朝の空気を吸っていただきます。
お地蔵様にどうか荒ぶる坊ちゃまをお鎮めくださいとお願いして帰ってくるのですが、最近の坊ちゃまは誠に健やかなご成長で、体重も既に9㎏おありですので、この距離でも爺やの細腕には結構こたえるものがあります。
そうこうしているうちに6時になりますと婆やが朝ごはんを持ってまいります。
坊ちゃまが朝ごはんをお召し上がりになっている間に、爺やは坊ちゃまのトイレやタオルを洗った後、急いで顔を洗って朝食を済ませます。
朝食後の坊ちゃまは、お戯れになったりお休みになったりと自由な時間を過ごされるのですが、爺やはそこから坊ちゃまのご飯代を稼ぎに出かけなければなりません。
このように切ない爺やの毎日ではありますが、坊ちゃまの屈託のない笑顔を見ると、今日も頑張らねばと思う爺やであります。
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