夜景Ⅱ
今夜は、父にタロウ君の子守を託し(タロウ君が父の親守かもしれんが)、大阪に観劇に行ってきました。演目は『組曲虐殺』。『蟹工船』の小林多喜二のお話です。普段滅多に観劇に出かける事はないのですが、この劇を見た安冨氏の感動したのTwitterでそんじゃ、オイラも行ってみるかぐらいの軽いノリで行ってきました。ほぼ満席で、観客のほとんどが年配のご婦人のように見受けられました。当方のチケットは1万円也の前から8列目のやや左寄りの席。劇中、多喜二がお金に苦労するくだりを見てて、1万円を払える観客が多喜二の話を見てることに違和感。が、しかし多喜二は死んでも、多喜二が獄死することにより、こうしてこの劇が成立し。多喜二の思想が受け継がれてるのかもと思いなおすも、モヤモヤと複雑な気分。戦前どうして、赤狩りがあり戦争に突っ込んでいったのかとか、共産主義のどこが悪いのかとか、自分で考え答えを出さないといけないなぁ~とぼんやり考えた次第です。とりあえず、年内中に『蟹工船』を読もうと思い、さっそく帰りの電車の中で、kindleからダウンロードしました。
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