これから白いネコを飼われる方に。。

トップの写真はオスのじょんです。体重こそ7kgですが、イエネコほぼ最長サイズ。110cmを軽く超える長さがあって、全身文字通り真っ白。ペルシャやチンチラの2匹分を超える巨大版ホワイトソリッドです。触ると衝撃的にメインクーンを感じると思いますが、長毛でもシルクが流れるような細いふわふわのシングルコートです。手前味噌ですがとても美しいでしょ？実際見ると、正直見たことがない？信じられない？どぎもを抜く？と思います。

さて、この白いコートは血統なんでしょうか？
確かに、一つの要因ではありますが、白を白くということが、実は塗炭の苦労です。エサの色、ちょっとした埃で、あっという間に毛に色が付きます。ある程度で良ければ、放っておいても、背中は差ほど見苦しくはありませんが。。
拭く？ほんとに虚しいだけです。ウエットタオルとか。。洗えばいいじゃない。無論それしかないのですが、白いスニーカを洗う想像をして下さい。優しく洗いましょう。ってそれでスニーカーは白くなりませんよね。じゃあどうするの？ここが塗炭の苦労。洗剤や薬剤では白くなりません。(漂白はできますが、その後は惨めです) 思い思いの方法で試行錯誤することになります。写真のじょんは、どアップにしても真っ白でしょ？まぶたも耳ももちろん全部洗いますが、頼んでも洗わせてくれません。定常的に洗うには苦心惨憺しました。そもそも家自体がきれいでないと、洗っても家具の上で寝ころんだら元のもくあみです。

白いネコを譲ってもらっても、生える毛が白いだけです。
白いネコをこれから飼われる方は、道具やシャンプなどの洗剤や薬剤を過信しないで下さい。
汚れても元気な証です。どうぞ優しく対処してあげて下さい。

追伸：
自宅には三毛猫もいますが、洗う時にエサの色が殆ど気になりません。良くはありませんが、時間も1/3ぐらいしかかけていません。