猫草について
猫草について🌾
猫草🌾について、調べた事などをまとめてみました。
猫草をよく食べる、食べてくれない。食べ過ぎる。飼い主は心配になるものです。経験や調べてみた事をまとめてみました。
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猫草について🌾 その1
猫草🌾(ねこぐさ)とは、どのようなものでしょう。✨
猫草🌾(ねこぐさ)とは、ネコが好んで食す草の総称です。猫はイネ科の背の低い草を好み、猫草として販売される物の多くは燕麦であることが多く、エノコログサ等でも代用が可能だそうです。ペットショップやホームセンターなどで発芽済みで発売されているほか、栽培キットなども販売されています。
猫によって好みがあり、食べない猫もいる。特に食べないからといって健康を害する事はないが、道端の草や観葉植物の中には、人間には無害でも猫にとっては有毒な物もあります。
海外では、そのままCat Grass、もしくはCat Oat Grass(燕麦の若葉)、Cat Wheat Grass(小麦の若葉の意、カモガヤなど)が販売されています。
一般的に、グルーミングで飲み込んでしまった毛を毛玉として出すため、排泄を良くするため、葉酸というビタミンを摂るため、単に食感と味を楽しんでいるなどと言われています。肉食である猫が、なぜ猫草を食すのかはよくは解明されてはいないそうです。
猫草とはホームセンターなどで販売されている猫が好んで食べる草。これは燕麦(エンバク・カラスムギ)、小麦や大麦の若葉です。イネ科🌾の穀物でこの草を好むということだそうです。
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猫草について🌾 その2
猫が猫草を食べる理由は?✨
猫草を好んで食べる理由は諸説ありますが、はっきりとは解明されていないそうです。ここに、いくつかの推測できる理由を挙げてみます。
1. 毛玉を吐くため
猫草を食べることで、胃を刺激し嘔吐を誘発させている。猫は毛づくろい時に、自分の毛を飲み込んでいます。胃の中で毛球ができて腸に詰まってしまうことを予防しているのか、嘔吐するほどの刺激があるのか疑問が残ります。野生の猫は獲物を丸呑みして、骨や毛、鳥の羽など、消化できない部分も食べてしまいます。そういったものを吐こうとした時、うまく吐けず、なにか胃に入れて吐こうとした時に身近にある草を食べているのかもしれません。
猫は比較的便秘になりやすい動物です。それ肉食であることと関係しているでしょう。猫草の食物繊維を摂取することでお通じを良くしているのではないでしょうか。毛づくろいで飲み込んだ毛の排泄を良くするという目的もここに含まれます。
2. 便秘予防
猫は比較的便秘になりやすい動物です。それ肉食であることと関係しているでしょう。猫草の食物繊維を摂取することでお通じを良くしているのではないでしょうか。毛づくろいで飲み込んだ毛の排泄を良くするという目的もここに含まれます。
便通を良くするために、猫草に含まれた食物繊維を摂取しているのではないかと言われています。また、飲み込んだ毛をうまく排泄をするためでもあります。お腹が張った時に、草を食べると張りが消えることを本能的に分かっているのかもしれません。
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猫草について🌾 その3
3. 食感を楽しむ
猫草は猫にとって嗜好品の1つではないかという事です。猫草を食べている姿をみると、通常食べ物を丸呑みしがちな猫の割には、くちゃくちゃとなんども噛んでいることがわかります。
嗜好品として食感を楽しんでいるという説です。猫草をくちゃくちゃしながら何度も噛んでいるところを見ると、人間でいうガムを噛んでいるような感覚なのかもしれません。
猫草を食べなくても健康的に問題が起こらないので、嗜好品というのも納得できます。
4. ビタミン補充
猫草には葉酸などのビタミンが多く含まれています。ビタミンMやビタミンB9とも呼ばれ、赤血球を作るのに必要なビタミンです。キャットフードを食べている猫で葉酸欠乏を起こしている猫は非常に稀なことから信憑性は低いと考えられます。
猫草には葉酸が含まれています。葉酸はビタミンの一種で、ビタミンMやビタミンB9とも呼ばれています。これは、赤血球の生成に必要なビタミンです。
5. 猫草を食べなくて大丈夫か
猫草に全く興味を持たない猫も少なくないです。毛球を吐く回数が多いのが気になる場合は、病気の可能性もありますので動物病院に相談してみましょう。
食物繊維を多く含んだ食事やサプリメントで溜まった毛の便からの排泄を助けることができます。またブラッシングをこまめにすることで飲み込む毛の量を減らすことができます。
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猫草について🌾 その4
猫草を食べる猫、食べない猫
実際は全ての猫が猫草を食べているわけではありません。上記の諸説に疑問を投げかける声もあります。
本当に毛玉を吐くためなのでしょうか?
確かに草の形状は尖っていますが、嘔吐が促されるほどの刺激があるのか疑問が残ります。
便秘予防のため?
ネコ草を食べなくても健康に問題が起きません。そのことから、単に嗜好品として食べているのではという意見もあります。
ビタミンの補給は猫に必要?
実際猫草を食べる猫もいれば、全然食べない猫もいます。食べないからといって体に悪影響が出るという事例がないため、猫草を食べる理由の諸説に疑問を持つ声も多くあります。
うちの猫たちは猫草を食べる子、食べない子もいます。あたえていた時もありますが、今はあたえていないです。嗜好する子には大根の葉、レタス、ベビーリーフなどを少し与えています。 また猫草をあたえる時るが、来るかもしれません。
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猫草について🌾 その5
実際は全ての猫が猫草を食べているわけではありません。上記の諸説に疑問を投げかける声もあります。
本当に毛玉を吐くためなのでしょうか?
確かに草の形状は尖っていますが、嘔吐が促されるほどの刺激があるのか疑問が残ります。
便秘予防のため?
ネコ草を食べなくても健康に問題が起きません。そのことから、単に嗜好品として食べているのではという意見もあります。
ビタミンの補給は猫に必要?
実際猫草を食べる猫もいれば、全然食べない猫もいます。食べないからといって体に悪影響が出るという事例がないため、猫草を食べる理由の諸説に疑問を持つ声も多くあります。
猫草は必要?不必要?
それでは、猫草は猫にとって必要なものなのでしょうか?動物病院の獣医師が沢山の猫を観察して以下のような見解を持っています。
食べる猫と食べない猫がいる。
食べても食べなくてもどちらでも問題ない。
害もなければ、体に良い訳でもない。
毛玉を吐く猫は、草を食べなくても吐くし、吐かない猫は、草を食べても吐かない。
つまり、猫草を食べるかどうかは、猫によってさまざまです。猫草を食べて毛玉を吐く場合もあれば、食べなくても吐きます。もしかしたら、ある猫にとっては、猫草が毛玉を体内から排出させるのに役立っているかもしれませんが、別の猫にとっては、猫草を食べたからといって効果がない場合もあるということです。猫それぞれに効果が違うので、猫草が絶対必要であるというより、猫にとって猫草の効果は違うということかもしれません。
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猫草について🌾 その6
猫草を勧めない獣医師の意見
猫草を食べることで、吐く猫はいます。ところが、この「吐く」という行為自体が体に良くないと考えている獣医師の声もあります。
なぜ吐くのは良くないのか?
吐く行為で、体内のミネラルバランスがくずれてしまうからだそうです。
吐くのを促すよりは毛玉の量を減らすか、便と一緒に出す方法をすすめています。
猫草を与えるときの注意
猫草が大好きで、与えると目の色を変えて食べる猫もいます。体に害はないといっても、好きなだけ与えていいのでしょうか?前述したように、猫草を食べる理由としては諸説ありますが、実際は解明されていないので全ての猫にとっていえることではないのですが、猫草は、嘔吐を誘発します。猫草の食べ過ぎで、何度も嘔吐をする場合は、体調を崩してしまう場合もあります。そんなときは、1日に数本だけ切って与えるなど、量を調節したほうがいいようです。
消化能力が弱い子猫や高齢の猫、また胃腸の調子が悪い猫に与えるときは用心しましょう。
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猫草について🌾 その7
猫草に興味を示さない猫もいる
猫草を与えても全く興味を示さない猫もいます。猫草を食べないと「毛玉がお腹に溜まって大丈夫だろうか?」と心配する飼い主もいるかと思います。子猫の時から室内で飼い、猫草の存在を知らなければ、興味がない場合があってもおかしくありません。中には食べないで、猫草にジャレ遊ぶ猫もいます。
体内の毛玉が心配の場合は、サプリメントや毛玉の排出を促すフードなどが市販されています。サプルメントやフードには食物繊維が入っているものが多く、便通を整える役目もします。
またこまめなブラッシングは飲み込む毛の量を減らすことができるので、毛玉予防対策としてもおすすめです。
心配な場合は一度獣医師に相談してみましょう。
猫草を食べているからといっても、 嘔吐の回数が増加する、食欲がないなどいつもと様子が違う場合は、病気の可能性もあります。早めに獣医師の診断を受けることが良いでしょう。
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意✨
猫草【ねこぐさ】
エン麦などのイネ科の植物。葉は細長くとがっていて、猫が好んで食べるのでその名がついています。
猫は舌で毛づくろいをして飲み込んだ毛が胃の中にたまると、吐き出そうとします。猫草のようにとがった葉を食べることで胃を刺激し、毛玉を吐き出すのを助けるのが目的だと考えられています。
猫草以外の植物を食べるのは要注意です。
猫草をまったく食べない猫も中にはいますが、食べないからといっても特に問題はありません。むしろ、気をつけなければならないのは、猫が猫草以外の植物を口にすることです。
猫は毛玉を吐くだけでなく、退屈しのぎや好奇心から、観葉植物や切り花などを舐めたりかじったりすることがありますが、身近な植物のなかには、中毒を引き起こすものが意外に多いので注意が必要です。観葉植物などを育てるときには、名称や猫に対する毒性などをしっかりと確認ししましょう。
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その2
猫にとって危険な植物は700種類以上あると言われています。猫にとって危険な植物を食べたり接触したりすることで中毒症状を起こしますが、どれだけの量を食べたり触ったりしたら中毒を起こすかなどは、猫の個体差やその時の体調によって大きく変わるようです。
中には「特に危険」とされている植物を摂取しても平気な猫がいるかも知れません。しかし、百合をいけてあった花瓶の水をひと舐めしただけで重篤な症状になり、死亡した例もあります。
一般的に、猫にとって危険とされている植物は部屋に置かない方が良いでしょう。万が一、猫が危険とされている植物を口にしたり、植物がある部屋で中毒症状を起こした場合、一刻も早く獣医師に相談してください。その場合、猫が口にした植物の葉や花、もし吐いたり下痢をしたものがあれば、それも持参し、口にしたかも知れないという可能性を伝えてください。
ここに記載した以外でも、危険な植物はたくさんあります。猫がいる場所に置く植物の取り扱いには十分注意しましょう。
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その3
猫にとって危険な植物一覧✨
植物は、科・属と分類され、『科』には同じ成分が含まれた植物が多くあります。その成分が猫にとって毒となることが多いので、猫にとって危険な植物を『科』で分けて記載しました。ここに名前がない植物でも、科によって危険なものが多いので、同じ科に属するものは置かない方が無難だと思います。『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物です。
アジサイ科
アジサイ★
部位 蕾
症状 大量摂取の場合:けいれん、昏睡、呼吸麻痺、死亡
少量摂取の場合:嘔吐、沈鬱、元気消失
アヤメ科
アヤメ
部位 根茎
症状 嘔気、嘔吐、下痢、腹痛、胃腸炎
アイリス
部位 根茎
症状 嘔吐、腹痛、下痢
サフラン
部位 根茎
症状 嘔吐、腹痛、下痢
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その4
イチイ科
イチイ★
部位 種子 葉 樹体
症状 筋力低下、虚脱、悪心、嘔吐、腹痛、散大
多量摂取の場合:呼吸困難、振戦、不整脈、拡張期の心臓ブロック、突然死
イチヤクソウ科
イチヤクソウ
部位 全草
症状 血管拡張による血圧低下
イチョウ科
イチョウ
部位 種子(ぎんなん)
症状 皮膚炎
多食の場合:呼吸困難
イラクサ科
イラクサ
部位 葉 茎の刺
症状 皮膚接触の場合:痛み・かぶれ・炎症
経口摂取の場合:口腔の灼熱、感流涎、嘔吐、筋力低下、振戦、呼吸困難、徐脈
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その5
ウコギ科
セイヨウキヅタ(アイビー)
部位 葉 果実
症状 嘔吐、下痢、腹痛、口渇、流涎、皮膚への刺激
ウルシ科
ウルシ
部位 乳液
症状 皮膚のかぶれ、炎症
ツタウルシ
部位 特に樹液
症状 重度の皮膚のかぶれ
ハゼノキ
部位 全体
症状 皮膚のかぶれ
エゴノキ科
エゴノキ
部位 果皮
症状 苦味、口腔と喉の刺激、胃のただれ、溶血
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その6
オシロイバナ科
オシロイバナ
部位 根茎 種子
症状 皮膚や粘膜への刺激
種子:幻覚、嘔吐、下痢、腹痛
キキョウ科
キキョウ★
部位 根
症状 嘔吐、下痢、胃腸炎、溶血
セイヨウキョウチクトウ★
部位 全草
症状 嘔吐、腹痛、頭痛、血圧低下、呼吸困難、けいれん、意識不明、心臓麻痺
ロベリア★
部位 全草
症状 嘔吐、腹痛、頭痛、血圧低下、呼吸困難、けいれん、意識不明、心臓麻痺
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その7
キク科
キクの仲間(クリサンセマムなど)
部位 全草
症状 皮膚接触の場合:皮膚炎
経口摂取の場合:嘔吐
ダンゴギク
部位 全草
症状 皮膚接触の場合:皮膚
経口摂取の場合:嘔吐
デージー
部位 全草
症状 皮膚接触の場合:皮膚炎
経口摂取の場合:嘔吐
マーガレット
葉の汁
症状 皮膚接触の場合:皮膚炎
経口摂取の場合:嘔吐
フジバカマ
部位 全草
症状 クマリン中毒(血液凝固不全、出血)
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その8
キョウチクトウ科
植物名キョウチクトウ★
部位 樹皮 根 枝 葉
症状 皮膚接触の場合:皮膚のかぶれ
経口摂取の場合:口腔の疼痛、嘔吐、下痢、腹痛、徐脈、
不整脈時に高カリウム血症、心臓麻痺
ニチニチソウ★
部位 全草
症状 全身麻痺
キンポウゲ科
ウマノアシガタ★
部位 全草 樹液
症状 皮膚への刺激、口腔の灼熱感、流涎、下痢、胃腸炎、幻覚、中枢神経麻痺
多量摂取の場合:心停止
オダマキ★
部位 全草 特に種子
症状 皮膚接触の場合:皮膚のかぶれ
経口摂取の場合:口腔内潰瘍、胃腸炎
多食の場合:心臓麻痺
キツネノボタン★
部位 全草
症状 皮膚接触の場合:皮膚の炎症、水ぶくれ
経口摂取の場合:口腔や喉の灼熱感、胃腸炎、血便
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その9
キンポウゲ★
部位 全草
症状 嘔吐、下痢、血便、皮膚炎、幻覚
多食の場合:心臓麻痺
クリスマスローズ★
部位 全草 特に根
症状 口腔の灼熱感、腹痛、胃炎、嘔吐、下痢、不整脈、血圧低下、心臓麻痺、死亡
トリカブト★
部位 全草 特に根
症状 流涎
初期症状:口腔、咽頭の灼熱感、ふらつき、心悸亢進
中期症状:嘔吐、流涎、嚥下困難、脱力感、規律不能
末期の場合:血圧低下、呼吸麻痺、けいれん
ヒエンソウ★
部位 全草
症状 流涎、振戦、運動失調、けいれん、呼吸困難、心臓麻痺
フクジュソウ★
部位 全草 特に根
症状 嘔気、嘔吐、血圧上昇、呼吸困難、心臓麻痺、死亡
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その10
アネモネ
部位 乳液
症状 皮膚接触の場合:水ぶくれ
経口摂取の場合:口腔及び胃腸の炎症
クレマチス(テッセン)
部位 全草
症状 胃腸炎
デルフィニューム
部位 茎 葉
症状 けいれん、心臓麻痺、呼吸困難
ハンチョウヅル
部位 全草
症状 流涎、運動失調、振戦、けいれん、呼吸困難、心臓麻痺
クスノキ科
アボガド🥑★
部位 未熟果実 種子の中身
症状 元気消失、チアノーゼ、死亡
クマツヅラ科
ランタナ
部位 未熟種子 葉
症状 嘔吐、下痢、腹痛、虚脱、嗜眠、瞳孔散大胆汁うっ滞、ビリルビン血症、光過敏症
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その11
クワ科
アサ
部位 穂 葉を含めた全株
症状 下痢、錯乱、興奮、幻覚、抑鬱、瞳孔散大、神経障害、痛覚および知覚の麻痺、
呼吸数減少、体温低下
イチジク
部位 葉、枝
症状 皮膚のシミ、粘膜のビ爛(ただれ)
ケシ科
クサノオウ★
部位 全草 特に乳液
症状 皮膚接触の場合:皮膚のかぶれ
経口摂取の場合:胃腸炎、脱力感、嗜眠、知覚末梢神経麻痺
ケシ★
部位 未熟果乳液 種子
症状 中枢神経の麻痺、幻覚、興奮あるいは抑鬱、便秘、肝障害、催奇形性
ケンマソウ★
部位 根茎 葉
症状 嘔吐、下痢、体温や脈拍低下、けいれん、呼吸困難、心臓麻痺
タケニグサ★
部位 全草
症状 嘔吐、幻覚、縮瞳、血圧低下、呼吸麻痺、死亡
コバノイシカグマ科
ワラビ★
部位 地上部 根茎
症状 貧血、慢性衰弱、運動失調、心拍不整、死亡、発ガン性
■ゴマノハグサ科
キツネノテブクロ(ジギダリス)★
部位 葉 根 花
症状 嘔気、嘔吐、口渇、下痢、腹痛、頭痛、耳鳴り、眩暈、けいれん、不整脈、
徐脈、高カリウム血症 ※重症例では心停止
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その12
サクラソウ科
シクラメン
部位 全草
症状 胃腸炎
サクラソウ(プリムラ)
部位 葉 茎
症状 皮膚炎、口内炎、嘔吐、下痢
ザクロ科
ザクロ
部位 樹皮 根皮
症状 嘔吐、下痢、胃炎、眩暈、運動失調、精神混乱、失神、中枢神経麻痺
サトイモ科
フィロデンドロン★
部位 根茎 葉
症状 皮膚接触の場合:皮膚のかぶれ
経口摂取の場合:口腔の灼熱感 ※猫には有毒性あり
ポトス
部位 全草
症状 口内炎、皮膚炎
エレファントイアー
(カラー、アンセリウム、カラジウム)
部位 草液
症状 嘔吐、口腔と喉の炎症
ディフェンバキア
部位 茎
症状 皮膚接触の場合:皮膚のかぶれ、結膜炎、口腔内の灼熱感
クワズイモ
部位 葉 茎
症状 口内炎、皮膚炎
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その13
カラスビシャク
部位 球茎
症状 皮膚接触の場合:皮膚炎
経口摂取の場合:口腔や喉の灼熱感と炎症、浮腫、流涎
ショウブ
部位 葉
症状 口内炎、舌炎、皮膚炎
スパシフィラム
部位 葉
症状 口内炎、流涎、皮膚炎
マムシグサ
部位 根茎 果実 肉穂果
症状 口内炎、流涎、皮膚炎
モンテスラ(ホウライショウ)
部位 葉
症状 口内炎、流涎、皮膚炎
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その14
シキミ科
シキミ★
部位 果実 樹皮 葉 種子
症状 嘔吐、下痢、眩暈、血圧上昇、呼吸困難、全身けいれん、流涎
ジンチョウゲ科
ジンチョウゲ
部位 花 葉
症状 口腔内の水疱と浮腫、流涎、嘔吐、腹痛、血便
スミレ科
パンジー(ビオラ)★
部位 種子 根茎
症状 嘔吐、神経麻痺
セリ科
ドクゼリ★
部位 全草
症状 流涎、嘔吐、口腔の灼熱感、胃腸炎、横紋筋麻痺、頻脈、呼吸困難、死亡
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その15
センダン科
センダン★
部位 樹皮 果実
症状 嘔吐、流涎、下痢、胃炎、けいれん、運動失調、呼吸停止、心停止
ソテツ科
ソテツ★
部位 種子 茎幹
症状 ホルムアルデヒド中毒(口腔内・食道・胃腸の炎症、肝不全、腎不全)、嘔吐、
腹痛、喀血、昏睡、けいれん ※発ガン性、催奇形性を持つ
タデ科
ショクヨウダイオウ
部位 葉 根茎
症状 嘔吐、下痢、黄疸、肝不全、腎不全、不整脈、低カルシウム血症
ヤナギタデ
部位 全草 特に種子
症状 血圧低下
センダン科
センダン★
部位 樹皮 果実
症状 嘔吐、流涎、下痢、胃炎、けいれん、運動失調、呼吸停止、心停止
ソテツ科
ソテツ★
部位 種子 茎幹
症状 ホルムアルデヒド中毒(口腔内・食道・胃腸の炎症、肝不全、腎不全)、嘔吐、
腹痛、喀血、昏睡、けいれん ※発ガン性、催奇形性を持つ
タデ科
ショクヨウダイオウ
部位 葉 根茎
症状 嘔吐、下痢、黄疸、肝不全、腎不全、不整脈、低カルシウム血症
ヤナギタデ
部位 全草 特に種子
症状 血圧低下
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その16
ツツジ科
アザレア(シャクナゲ)★
部位 葉 根皮 蜂蜜
症状 口腔の灼熱感、流涎、嘔吐、下痢、筋力低下、視力障害、徐脈、不整脈、血圧低下
カルミア(アメリカンシャクナゲ)★
部位 葉 蜂蜜
症状 流涎、嘔吐、下痢、視力障害、筋力低下、徐脈、麻痺、昏睡
サツキ★
部位 葉 蜂蜜
症状 流涎、嘔吐、下痢、視力障害、筋力低下、徐脈、麻痺、昏睡
多量摂取の場合:死亡
ツツジ(レンゲツツジ)★
部位 葉 蜂蜜
症状 流涎、嘔吐、下痢、視力障害、筋力低下、徐脈、麻痺、昏睡
ハナヒリノキ★
部位 葉
症状 運動神経麻痺、呼吸困難、心臓麻痺
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その17
ツヅラフジ科
コウモリカズラ
部位 種子
症状 頻脈、神経障害、けいれん
ツリフネソウ科
ツリフネソウ
部位 全草
症状 嘔吐、胃腸のただれ
ホウセンカ
部位 種子
症状 子宮の収縮
トウダイグサ科
トウゴマ★
部位 穂 葉 種子
症状 嘔吐、下痢、興奮、口渇、散瞳、痛覚麻痺、体温低下、皮膚炎
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その18
ポインセチア
部位 茎からの樹液 葉
症状 嘔吐、下痢、口腔の灼熱感、皮膚炎
トウダイグサ
部位 全草
症状 皮膚接触の場合:皮膚炎、鼻炎、粘膜の炎症
経口摂取の場合:嘔吐、蹴り、胃腸炎、腹痛、頭痛、血圧上昇、眩暈、けいれん
ノウルシ
部位 茎 葉
症状 皮膚炎、鼻炎、結膜炎
ドクウツギ科
ドクウツギ★
部位 種子 樹皮
症状 嘔吐、流涎、縮瞳、血圧上昇、全身硬直、けいれん、呼吸困難、死亡
■トチノキ科
トチノキ★
部位 全草
症状 下痢、胃腸炎、脱水、電解質の不均等
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その19
ナス科🍆
ナス🍆★
部位 芽 葉
症状 嘔吐、腹痛、血便、下痢、眩暈、口腔の乾燥、呼吸困難
ジャガイモ🥔★
部位 芽 緑色のイモ
症状 口腔や喉の灼熱感、嘔吐、ヘリ、流涎、腹痛、発熱、瞳孔散大、運動失調、
筋力低下、徐脈、血圧低下
トマト🍅★
部位 葉 茎
症状 結膜炎、皮膚炎
未成熟果実の摂取:嘔吐、下痢
タバコ★
部位 葉
症状 催吐、嘔気、嘔吐、発汗、眩暈、気管収縮、血圧上昇、呼吸困難、知覚障害、死亡
チョウセンアサガオ★
部位 葉 全草 特に種子
症状 流涎、嘔吐、下痢、口渇、視覚障害、瞳孔散大、幻覚、頻脈、死亡
ベラドンナ★
部位 全草 特に根茎 葉
症状 喉の渇き、粘膜の乾燥、瞳孔散大、心拍異常、けいれん、胃腸障害
ホオズキ(イヌホオズキ)★
部位 種子
症状 嘔吐、腹痛、血便、下痢、眩暈、口腔の乾燥、呼吸困難
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その20
ニシキギ科
マサキ
部位 葉 樹皮 果実
症状 嘔吐、下痢、手足の腫れ、麻痺
バショウ科
ゴクラクチョウカ(ストレリチア)
部位 全草
嘔吐、下痢、腹痛
■バラ科🌹
アンズ★
部位 未成熟の果実 種子の中身
症状 呼吸困難、虚脱、けいれん
ウメ★
部位 未成熟の果実 種子の中身
症状 呼吸困難、虚脱、けいれん
スモモ★
部位 未成熟の果実 種子の中身
症状 呼吸困難、虚脱、けいれん
モモ★
部位 未成熟の果実 種子の中身
症状 呼吸困難、虚脱、けいれん
リンゴ🍎★
部位 未成熟の果実 種子の中身
症状 呼吸困難、虚脱、けいれん
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その21
■ヒガンバナ科
アマリリス★
部位 鱗茎(園芸では球根という)
症状 悪心、嘔吐、下痢、流涎、肝障害、脱力感
キツネノカミソリ★
部位 鱗茎(園芸では球根という)
症状 嘔吐、下痢、腹痛、流涎、血圧低下、心不全、昏睡、麻痺
スイセン★
部位 鱗茎(園芸では球根という)
症状 嘔気、嘔吐、血圧低下、時に下痢、胃腸炎、心不全
ヒガンバナ★
部位 全草 時に鱗茎
症状 皮膚接触の場合:皮膚のかぶれ
経口摂取の場合:嘔吐、腹痛、下痢、流涎、中枢神経麻痺、死亡
ヒルガオ科
アサガオ
部位 種子 ツル 茎
症状 嘔気、嘔吐、下痢、反射低下、瞳孔散大、幻覚、血圧低下
アセビ
部位 種子 ツル 茎
嘔気、嘔吐、下痢、反射低下、瞳孔散大、幻覚、血圧低下
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その22
ブドウ科🍇
ツタ
部位 根
症状 皮膚接触の場合:皮膚炎、結膜炎
経口摂取の場合:嘔吐、下痢、胃腸炎
ボタン科
シャクヤク
部位 乳液
症状 皮膚接触の場合:かぶれ
経口摂取の場合:嘔吐、胃腸障害、血圧低下
ボタン
部位 乳液
症状 皮膚接触の場合:かぶれ
経口摂取の場合:嘔吐、胃腸障害、血圧低下
ヤマシャクヤク
部位 根
症状 血圧低下
マチン科
イエロージャスミン(カロライナジャスミン)★
部位 全草
症状 運動失調、嚥下困難、麻痺、呼吸筋麻痺
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意 その23
マメ科
キバナハウチワマメ(ルピナス)★
部位 全草特に種子
症状 流涎、嘔吐、運動失調、呼吸困難、麻痺、催奇形性
キバナフジ★
部位 樹皮 根皮 葉 種子
症状 流涎、嘔吐、発汗、血管収縮、血圧上昇、知覚障害、呼吸不全、死亡
※ニコチンと類似症状
ニセアカシア★
部位 樹皮 種子 葉
症状 遅発性嘔吐、下痢、流涎、発汗、腹痛、心悸亢進、苦悶、呼吸困難、腎機能不全
フジ★
部位 全草
症状 嘔気、腹痛、頻回の嘔吐
プレカトリービーン(トウアズキ)★
部位 種子
症状 麻痺、呼吸困難
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意✨ その24
ミカン科🍊
コクサギ
部位 葉
症状 皮膚のかぶれ
ミヤマシキミ
部位 全草
症状 嘔吐、手足のけいれん、麻痺
メギ科
イカリソウ
部位 全草
症状 知覚神経の興奮
モクセイ科
ジャスミン★
部位 全草
症状 運動失調、嚥下困難、けいれん発作、呼吸筋麻痺、死亡
モクレン科
モクレン
部位 樹皮
症状 筋肉の弛緩
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意✨ その25
ヤマゴボウ科
ヨウシャヤマゴボウ★
部位 全草 特に根 実
症状 口腔刺激、嘔吐、下痢
重症の場合:頻脈、呼吸困難、血圧低下、けいれん
ヤマノイモ科
オニドコロ
部位 根
症状 胃腸炎、血球破壊、嘔吐
ユズリハ科
ユズリハ★
部位 葉樹皮
症状 肝障害、麻痺
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意✨ その26
ユリ科
ユリ(テッポウユリ、スカシユリ、オニユリ、カノコユリ)★
部位 全草
症状 脱力感、脱水、腎臓障害、視力障害、全身麻痺
オニユリ★
部位 全草
症状 嘔吐、下痢、脱水、胃腸障害、腎臓障害、視力障害、呼吸困難、手足のしびれ、
循環器不全、全身麻痺、死亡
イヌサフラン(コルチカム)★
部位 塊茎(地下茎の一部が養分を蓄え、肥大したもの。ジャガイモやサツマイモなど)
根茎 種子
症状 口腔と喉の灼熱感、嘔気、下痢、皮膚の知覚減退、中枢神経麻痺、
呼吸困難時に死亡、催奇形性 ※目に入ると失明の恐れあり
スズラン★
部位 全草
症状 嘔吐、下痢、腹痛、徐脈、不整脈、心不全
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意✨ その27
エンレイソウ(タチアオイ)★
部位 全草
症状 嘔吐、下痢、脱水、胃腸障害、腎臓障害、視力障害、呼吸困難、手足のしびれ、
循環器不全、全身麻痺、死亡
オモト★
部位 全草
症状 嘔吐、下痢、脱水、胃腸障害、腎臓障害、視力障害、呼吸困難、手足のしびれ、
循環器不全、全身麻痺、死亡
コバイケソウ★
部位 全草
症状 嘔吐、手足のしびれ、脱力感、意識不明、けいれん
チューリップ🌷★
部位 鱗球(園芸では球根という)
症状 皮膚炎
多食の場合:心臓麻痺
シュロソウ★
部位 根茎
症状 嘔吐、手足のしびれ、脱力感、意識不明、けいれん
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意✨ その28
ツクバネソウ★
部位 全草 特に果実地下
症状 嘔吐、下痢、頭痛 ※重症例では縮瞳、呼吸困難
バイケイソウ★
全草
部位 特に根
症状 嘔吐、下痢、眩暈、脱力感、血圧低下、けいれん
ヒヤシンス★
部位 鱗茎(園芸では球根という)
症状 皮膚炎
多食の場合:心臓麻痺
タマネギ★
部位 鱗茎(園芸では球根という)
症状 皮膚接触の場合:皮膚のかぶれ
経口摂取の場合:溶血
アロエ
部位 樹液
症状 下痢
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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🏁猫草以外の植物を食べるのは要注意✨ その29
エンレイソウ(タチアオイ)★
部位 全草
症状 嘔吐、下痢、脱水、胃腸障害、腎臓障害、視力障害、呼吸困難、手足のしびれ、
循環器不全、全身麻痺、死亡
リュウゼンカツラ科
ドラセナ(幸福の木)★
部位 全草
症状 嘔吐、下痢、手足の腫れ、麻痺、死亡
『★』の植物は命に関わる危険度が高い植物
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猫はとても好奇心が旺盛です。一度興味を持つと、少々のことではめげず、何度も同じことに挑戦します。猫が植物に興味を示し始めたら、リストにない植物でも目を離さないように注意しましょう。